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【ポケモンGO】アップデートで運転中の操作に制限がついた件について

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ポケモンGOが11月7日にアップデート(iOS版はver1.15.0)し、運転中の操作ができないように改修したようです。

アップデート内容

国内では運転中にポケモンGOをやりながら自動車を運転していた運転手が小学生をはねて死亡させるという痛ましい死亡事故も起こっていました。そのため、運転中のポケモンGOを規制する声も開発会社(Niantic社)に対してあがっており、早急な対応が求められていました。

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毎日ポケモンを捕まえたり、ポケストップを訪れたりすることでXPやほしのすなのボーナスがもらえます。7日間連続で達成すると更に多くのボーナスをもらえます。

相手のチームのジムを中立化すると、しばらくの間、他のトレーナーはポケモンをジムに配置することができなくなりました。

相手のチームのジムで勝つと、相手のチームが失う名声の量が増えました。トレーニングで得られる名声の量は減りました。

その他バグ修正

表向きはデイリーボーナスやジムバトルの仕様変更となっていますが、一定の速さで移動している場合にポケストップを回せないように制限がかけられました。

個人的に思うこと

ネットを見ていると「なんでポケモンだけ?」「他のスマホアプリでも運転中危険なのは同じ」という意見をよく見かけます。確かにそうなんですが、個人的には以下のように思います。

まず、ポケモンGOはこれまでに無いレベルでの社会現象を起こしており、プレーヤーの数が多いです。また位置ゲーであるため、移動しながらゲームをすることにインセンティブが働き、他のゲームより運転中にプレイする確率は高くなります。

よく「運転手の問題」という意見を見かけますが、運転しながらゲームをする「アホな運転手」の意識変革なんて直ぐにできるものではありません。そのためゲーム側に制限をいれる方が手っ取り早いのです。

また事業者(Niantic社)として痛ましい事故を減らしたいと思うことは当然ですし、ライセンサーであるポケモン社にとっても同じ思いだと思います。

ビジネスの観点でもこのまま放置して事故がなくならないとポケモンのブランドを傷つけることになりますし、訴訟のリスクも抱えることになるので今回の対応は企業のリスク回避としては妥当です。

そもそもポケモンGOは歩いてポケモンやアイテムをゲットして楽しむもので、運転中の操作に制限をかけてもポケモンGOの世界観を壊すものではないと思ってます。

今回の制限で運転者意外の同乗者や、バスの乗客なども制限を受けることになりますが、そもそもチートっぽい遊び方ですし仕方ないですね。

さいごに

抜本的な解決を取らない限り、運転中のスマホ操作やそれによる事故なくならないと思います。今回Nianticが取った対応を機に、他のアプリ事業者やスマホメーカー、自動車メーカーなども動き始めればいいですね。