音楽ストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)を使ってみた
9月29日にSpotifyが日本でローンチされましたね。現在は招待制になっていて、招待コードを受け取った人から使えるようになっています。
Spotifyとは
Spotifyとは2008年にスウェーデンでスタートした音楽配信サービス。
日本版では4,000万曲が提供され、無料プラン「Spotify Free」と月額980円(税込)の有料プラン「Spotify Premium」の2プランが用意されています。
この記事を書いている2016年10月4日時点では招待コードがないと使えないのですが、今回はとあるアーティストの方に招待コードをいただいたので使うことが出来ました。
使ってみた感想
今回は無料版の「Spotify Free」を体験。無料版だとストリーミング+シャッフル再生のみの利用が可能です。シャッフルといってもアルバムの曲をシャッフルするので、BGM的に使うのであれば問題はありません。曲の合間に挿入されるCMもラジオを聴いている感覚で特に邪魔には感じませんでした。
洋楽のラインナップはすごいですね。メジャーな米国の曲はほぼ網羅してるんじゃないかなと思いました。試しに「The Beatles」、「Sex Pistles」、「The Clash」、「The Who」、「Janis Joplin」、「Keith Jarret」あたりを検索して聴いてみました。
特徴的なのは4,000万以上の楽曲、20億を超えるプレイリストがストックされてる点。プレイリストは公開ができるので、今の言い方で言うと楽曲のキュレーションメディアってとこですかね。プレイリストからの新しい発見はユーザ体験としてもいいと思いました。
個人的に残念だと思う点
残念な点はトム・ヨークがSpotifiに反対しているため彼のソロ作品「AtomsForPeace」がラインナップに入ってない点。これは個人的には減点。あとは日本人アーティストとが少ない点。「Blanky Jet City」とかもラインナップに加えてほしいな。
画面のスクリーンショットなど
プレイリスト画面
「Today's Top Hits」というSpotifyが作成したプレイリスト。1,000万人以上のフォロワーがいます。
ブラウズ画面
ジャンルやシーン、気分に合わせて曲を探すことが可能です。
設定画面(音質の選択)
設定画面ではストリーミングの音質を選択することが可能です。標準音質は96kbp、高音質は160skbps、最高音質は320kbpsになっています。
さいごに
個人的には「Apple Music」よりもラインナップが豊富で使いやすいと思いました。「Apple Music」は無料体験期間しか使ってないんですがアーティスト名で検索かけてもなかなかヒットせずイライラした記憶があります。
Spotifyは日本市場では後発サービスで料金面でも優位性はないですが、十分にシェアは取れるんじゃないかと思ってます。邦楽に強い「AWA」や「LINEミュージック」から乗り換えるかはSpotifyの今後のラインナップ次第ですが、「Apple Music」や「Google Play Music」からの乗り換えはすぐにでもあると思います。
その理由はSpotifyの洋楽のラインナップが強い点と、無料版がある点、加えて定額音楽配信サービスはスイッチングコストが低いからですね。
てことで無料版をしばらく使い倒したいと思います。