AmazonのAudible(オーディブル)のお試しを一週間やってみた
AmazonのAudible(オーディブル)というオーディオブック を一週間やってみました。
Audible(オーディブル)とは?
AudibleとはAmazonが提供するオーディオブック。 名前は聞いたことあったけどオーディオブック自体に興味がなかったんでスルーしてました。
月数千タイトルが月額1,500円で聴き放題なんだけど、プライム会員なら3ヶ月無料キャンペーンをやってます。プライム会員でなければ1ヶ月無料。(2016年9月時点)
自由に本を聴こう。Audible(オーディブル) | Amazon.co.jp
やってみた感想
始めた理由は通勤時間を有効活用したかったので。普段は本を読んでるか、スマホいじってるかなんですが、満員電車で立ちながらだとどちらも疲れるんですよね。で、オーディオブックなら手ぶらで聴けるんでいいかもと思いました。
Audibleの良い点は以下のとおり。
- 電車だけでなく歩きながらでも聴ける
- 定額聴き放題なので一冊一冊本を買わなくていい
- 再生スピードを何種類か選択できる
多くても1日2時間くらいしか聞かないので、多くて1日1冊が限界。月に15冊聴けば、1冊当たり100円と結構お得かも。
出版社側も収録のコストはかかりそうだけど、一度作ってしまえば電子書籍と同じく流通は楽ですね。また電子書籍と違って声優を変えると全く別のコンテンツになるのが特長ですね。もうあるかも知れないけど人気声優つかえば、同じ本が何パターンも売れるんじゃないでしょうか?
聴いた本について
とりあえず聴いたのはこの4冊。すべて2倍速で聴きました。
メディアの仕組み(池上彰、津田大介)
まずは対談形式のものを聴いてみようとこの本をチョイス。適当に選んだものの内容は面白かった。まさに既存メディアの仕組みが赤裸々に語られていて面白い。特に「なぜNHKだけ3.11の時に原発事故を報道できたか」については「なるほどな」、と思った。
知らないと恥をかく世界の大問題(池上 彰)
同じく池上さんの著書。2009年の本なので若干古い内容であるが、国際情勢を端的にわかりやすく解説している。本書内で池上さんは「金利は絶対ゼロ以下にならない」と言ってるが、現在のマイナス金利の状況を当時の池上さんに伝えたら驚くだろうなあ。テレビでもわかりやすいが、池上さんの本はオーディオブック向きだと思った。このシリーズはいくつか出てるので他のも聴いてみたい。
君はどこにでも行ける(堀江貴文)
普段は絶対買わないホリエモンの本。無料なので試しに聴いてみた。内容はまあ一般的に言われている事ついて、ホリエモンが世界を回った時のエピソードを交えて解説している感じ。同じことを何度も繰り返しているので冗長だと思った。内容的には一章だけで十分かな?ゴーストライターさんもよくここまで話を広げたなと感心した。冒頭数ページのみホリエモンの声だが、やる気のない感じがなかなか面白い。
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの(松尾 豊)
1年ほど前に書籍で読んだものを聞き返してみた。強いAIやシンギュラリティについて、日本でトップクラスのAI研究者の松尾豊さんが解説。数式は登場しないので非常にわかりやすい。 オーディオブックでなく書籍でもおすすめです。
さいごに
とりあえず1ヶ月だとこんな感じ。難点を上げるとすれば図表はブラウザで見る必要があること。オーディオブックの詳細にURLが表示されているもののリンクされておらず、コピペも出来ないのは要改善だと思う。
まだ2ヶ月以上あるので、できるだけ聴いて見ようと思います。