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【読書メモ】ビール好きは必見の一冊の『白熱ビール教室』を読んだ

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ビールのことをもっと知りたいと思い、杉村啓さん著の『白熱ビール教室』を読みました。小麦色の帯と白い表紙でビールをイメージした装丁が面白いです。

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全体的な感想について 

まさに黄金期、ビールを飲まないのはもったいない !!
いま、日本のビールは黄金期を迎えつつあります。次々と新たなクラフトビールが登場し、味の多彩さと高いクオリティで世界を驚かせています。また、大手メーカーのビールも海外の名だたる賞を受賞し、更に個性的な新商品を次々とリリースしています。「とりあえずビール」でよく飲まれる黄金色のビールだけがビールではないのです。今や、毎月のようにビールイベントが開催されたり、コンビニでもクラフトビールを手軽に購入できたりと、これまでになく多彩で美味しいビールを手軽に味わえる環境が整っているのです。この流れに乗らないのは非常にもったいない! 本書を片手に、めくるめくビールの世界へと飛び込みましょう!

表紙のから引用

第一章は「オリエンテーション」。副題でもある「いま、日本のビールは黄金期を迎えている」という話で、その理由を3つの観点から説明しています。

第二章は「まずはビールの基本を学ぼう」。ビールの種類について詳しく解説しています。そもそもビールとは何か、ラガーとは何か、エールとは何かなどなど、ビールの基本について詳しく説明しています。

第三章は「より細かく知ればビールの味が見えてくる」。この章はビールの製造方法から、原材料の説明、国による味わいの違いについて、より細かく説明しています。ビールを飲むと頻尿になるメカニズムが面白いです。

第四章は「飲み手目線でビールを見てみよう」。この章からはビールの楽しみ方についてです。泡の注ぎ方やグラスの選び方、料理の合わせ方、適切な温度などについて詳しく説明しています。グラスに手の皮脂やホコリが付着してるだけで味が落ちるらしいですね。ビールがそんなに繊細な飲み物だなんて知りませんでした。

第五章は「新たなビールと出会うには」。最後の章は新しいビールとの出会い方ということで、ビアフェスやお店での買い方について詳しく説明しています。この章を読んで色んなビアバーに通ってみたくなりました。

ビールの種類や原材料の基本はもちろん、美味しいビールの飲み方まで一冊に詰まっています。

著者について

著者の杉村さん(id:shouyutechou)は、はてなブログで醤油手帖というブログを開設されていて、醤油界隈では有名な方のようですね。

本書以外にも著書に『醤油手帖』『白熱日本酒教室』『白熱洋酒教室』等があるようなので読んでみようと思いました。

さいごに

ビールの種類はなんとなく知ってたんですが、歴史や成り立ちまでは知らなかったです。ビール好きはもちろん、そうでない人も是非よんで貰いたい一冊です。ビールがもっと好きになると思いました。